【教員の時短】個人面談で使えるアンケートの内容と使い方を紹介!

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まつこ

こんにちは。元小学校教員のまつこです。

この記事では小学校での個人面談の際に使えるアンケートについてまとめました。
あらかじめアンケートの型を作っておけば、担当する学年やクラスが変わったとしても少し文面を変更するだけで使うことができますので、労働時間削減につながりますよ。

参考になれば幸いです。

こんな人におすすめ

  • 初任の先生
  • 定時で帰りたい先生
  • 個人面談準備の時短の方法を知りたい先生

目次

個人面談とは…

個人面談とは保護者の方に学校(教室)に来てもらい児童のことについて話をする行事です。
地域にもよりますが前期(夏休み前)と後期(冬休み前後)に1度ずつ設定している小学校が多いのではないでしょうか。

個人面談で話す事柄はお子さんの学習の様子や友達との関わりの様子、係や委員会活動のことなど多岐に渡ります。

個人面談期間の前に、事前準備として保護者の方に「どんなことを話そうか」と考える先生は多いかと思います。でも話す内容を全員分書き出すのは時間と労力のいる仕事です。

そんなときに、事前に子どもたちにアンケートをとっておくのがおすすめです。個人面談当日はアンケートを見ながら話を進めることができるので、準備時間の削減(時短)にもなりますよ。

まつこ

この記事を参考に、ぜひやってみてくださいね。

個人面談のアンケート内容

まずは子どもたちにどのような内容のアンケートを作れば良いか紹介します。

①教科について

  • 得意な教科、好きな教科はなんですか
  • これから頑張りたい教科はなんですか

まずは学習のことを調査します。
アンケートを実施することで子どもたちが普段から頑張っていることと、先生の評価が合致しているかどうかがわかります。

自分が頑張ったと思える教科を「〇〇さん、頑張っていましたよ!」と先生から保護者の方に伝えてもらえると、子どもたちも嬉しいですよね。

これから頑張りたい教科についても同様です。
「子どもたちが頑張りたい!と意識をしているようなのでご家庭でも声をかけてあげてください、一緒に頑張っていきましょう!」と先生から保護者の方に伝えることによって、子どもたちのやる気もぐんとアップします。

総合的な学習の時間や社会科などでグループワークをした場合は、そのことについて詳しく書いてもらう欄を作っても良いでしょう。

  • 総合的な学習の時間では何グループでしたか。
  • 頑張ったことはなんですか

自分がどのグループだったかを子どもたちに書いてもらうことによって、子どもたちのグループを保護者の方に正確に伝えることができますよ。

②行事について

  • 楽しみな行事はなんですか
  • 頑張った行事はなんですか

前期に運動会がある場合は主に運動会の話になるでしょうか。他にも1年生を迎える会や係活動でのイベントなどが当てはまります。

学習以外の子どもたちの頑張りを知る&保護者の方に伝えるチャンスです。

③係活動・委員会活動について

  • 係活動について
    何係ですか?頑張ったことはなんですか?
  • 委員会について
    何委員会ですか?頑張ったことはなんですか?

係活動や委員会活動は、子どもたちそれぞれが担っている役割が異なります。

子どもたちにアンケートを書いてもらうことによって、係名や委員会名を間違えて伝えてしまうことを防ぐことができます。高学年であればクラブ活動のことを調査しても良いですね。

④生活について

  • 休み時間に誰と何をすることが多いですか?
  • いま困っていることや悩んでいることはありますか?
  • 学校生活で頑張っていることはありますか?

学習以外の部分の子どもたちの様子が気になる保護者の方も多いです。特に、友達関係で心配ごとがある保護者の方にとっては、休み時間の過ごし方はかなり知りたい部分でしょう。

アンケートを書いてもらった後で気になる回答があれば、その児童の様子を意識的にチェックして保護者の方に共有すると丁寧ですね。

高学年であれば、「先生にひとこと」「おうちの人にひとこと」など、少しフリーに書くことができる部分を作っておくのも楽しいですよ。

個人面談アンケートの使い方

次に個人面談アンケートの使い方を紹介します。

STEP
アンケートを作成し、印刷しましょう。

先にあげた項目でアンケートを作成します。

STEP
個人面談の数日前にアンケートを配って書いてもらいましょう。

「おうちの人にみんなの頑張りをたくさん伝えたいから詳しく書いてほしいな。よろしくね!」

そう声をかけると子どもたちも思いつくままにたくさん書いてくれますよ。

STEP
アンケートをもとに個人面談の準備をしましょう。

個人面談の直前に、集めたアンケートをみながら保護者の方に絶対に伝えたいところにマーカーをひいたり補足をメモしたりします。

書いてくれたことについて詳しく知りたい部分は、子どもたちに直接聞いてみても良いでしょう。

保護者の方に伝えることを一から考える必要がないので時短に繋がります。

STEP
アンケートを見ながら保護者の方とお話をしましょう。

個人面談当日は補足メモを書いたアンケートを見ながら保護者の方と話をしましょう。

保護者の方からもらった質問や、要望などもそのアンケートに直接書き足していきます。個人面談が終わったら、全員分のアンケートを一つのファイルにまとめます。

ファイルはその年の3月まで保管します。個人面談ファイルは、通知表の所見を書くときやクラス替えなどの資料にもなりますよ。

まとめ

この記事では小学校での個人面談の際に使えるアンケートについてまとめました。

個人面談のアンケート内容

  1. 教科について
  2. 行事について
  3. 係活動・委員会活動について
  4. 生活について

個人面談アンケートの使い方

  1. アンケートを作成し、印刷しましょう。
  2. 個人面談の数日前にアンケートを配って書いてもらいましょう。
  3. アンケートをもとに個人面談の準備をしましょう。
  4. アンケートを見ながら保護者の方とお話をしましょう。

個人面談時のアンケートは、簡単な質問であれば3年生くらいから使うことが可能です。また少し手間はかかりますが選択肢をこちらで作ってあげれば1、2年生でも十分答えることができますよ。
ぜひ活用してみてくださいね。

まつこ

先生方の定時退勤につながりますように。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

まつこ

▼教員の時短につながる記事を他にも書いています。興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。

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この記事を書いた人

元小学校教員、現在は保育士のアラサー。一児の母。運動療育の児童発達支援で発達障害をもつ子どもたちにHAPPYをお届け中!読書、邦楽ロック、フェス、サッカー観戦など趣味多め。

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