教科書の音読を楽しもう!小学生におすすめの音読レパートリー7選〜学校でも家庭でも〜

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まつこ

こんにちは。元小学校教員のまつこです。

国語の授業で物語教材や説明文を学習する際、学習のはじめや宿題などにおいて、教科書の音読をすることがあります。なぜ音読をするかというと、教科書を声に出して読むことによって、内容の意味理解を助けたり、言葉の使い方を覚えたりすることができるからです。

この記事では、小学生におすすめの音読のレパートリーを7つ紹介します。さまざまな方法で音読をすることで、飽きずに楽しく取り組むことができますよ。

学校に限らずご家庭でできるものもありますので、保護者の方もぜひ読んでみてください。
皆様の参考になれば幸いです。

こんな人におすすめ

  • 小学校の先生
  • 初任の先生
  • 音読のやり方をたくさん知りたい人
  • 楽しく音読をさせたい保護者の人

目次

音読のレパートリー7選

追いかけ読み

先生が読んだ文を子どもたちが繰り返して読みます。

初めての文章を読む際や、低学年に特におすすめの読み方です。はじめは点「、」や丸「。」で区切り、慣れてきたら1文、2文と少しずつ文章を長くしていきましょう。

ご自宅で音読をする際にも、お子さんが本文をスムーズに読むことが難しそうな場合には、ぜひ取り組んでみてほしい方法です。

一斉読み①自分のペースで

「よーいスタート」の合図で全員が最初から文を読みます。子どもたちはそれぞれ、自分のペースで読んでOKです。

先生

終わった人は自分のお気に入りの場面をもう一度読んで、練習をしていてね。

そう声をかけると、読むのがゆっくりな子も安心して最後まで読むことができますよ。

一斉読み②みんなで声をそろえて

「せーの」で一斉に読みます。
みんなで声をそろえて最後まで読むことができるでしょうか。

はじめのうちは先生も一緒に読むと、速度がそろうのでおすすめです。慣れてきたら子どもたちだけでも上手に読むことができるようになります。

点「、」はひと呼吸、丸「。」はふた呼吸あいだをあけるようにすると、みんなの声がそろいますよ。

交代読み

列ごとで順番に読んだり、男女で交互に読んだり、先生と子どもたちで交互に読んだりと、いろいろなバリエーションがある交代読み。

単調な音読の時間にも、簡単に変化をつけられるのでおすすめです。

ご自宅で保護者の方とお子さんとで交互に読むのも楽しいですよ。

たけのこ読み

自分が読みたい文を決めて、その文にきたところで立って読む読み方です。
次々と子どもたちが立つ様子がたけのこがニョキニョキしているように見えるので、「たけのこ読み」と言っています。

子どもが一人もたたなかったり、人数が少なかったりした時は先生も一緒に読んで手伝ってあげてもOKです。

ルールとして、「連続で読まない」「一人一回は必ず立とう」などと事前に決めて伝えておくと良いでしょう。

まつこ

本文の中で、子どもたちに人気の部分がわかって面白いですよ。

回転読み

集中力があまり続かない低学年におすすめの読み方です。

立って子どもたちそれぞれのペースで音読をします。一文(または一段落)を読み終えたら90度ずつ方向転換をします。

読むだけでなく体も動かすことができて集中力が高まります。

こちらの音読の仕方は、自宅でも簡単にできますのでぜひやってみてください。

【番外編】ダウト!

先生が子どもたちの前で音読をします。
子どもたちは教科書を閉じて、先生の声に集中します。

先生は、教科書通りに読んでいるように見せかけて、教科書にはない言葉を入れたり、文を少し変化させたりしましょう。
先生の読んでいる文に間違いを見つけたら、「ダウト!」と叫んで指摘します。

子どもたちは、間違いに気付くことができるでしょうか?

まつこ

本文を覚えてきたころ(単元の終わりごろ)におこなうのがおすすめです。

まとめ

この記事では、音読のレパートリーを紹介しました。

まとめ:音読のレパートリー7選

  1. 追いかけ読み
  2. 一斉読み①自分のペースで
  3. 一斉読み②みんなで声をそろえて
  4. 交代読み
  5. たけのこ読み
  6. 回転読み
  7. 【番外編】ダウト!

国語の時間や宿題で楽しく音読がしたい、そんな皆様の参考になれば幸いです。

ぜひ学級で子どもたちと一緒にやってみてくださいね。

まつこ

他にもおもしろい音読の仕方を知っている方は私に教えてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

まつこ

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この記事を書いた人

元小学校教員、現在は保育士のアラサー。一児の母。運動療育の児童発達支援で発達障害をもつ子どもたちにHAPPYをお届け中!読書、邦楽ロック、フェス、サッカー観戦など趣味多め。

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