
こんにちは。元小学校教員のまつこです。
この記事では小学校の先生におすすめの「仕事に活かせる漫画」を紹介します。
お時間のある時に、ぜひ読んでみてくださいね。
こんな人におすすめ
- 漫画が好きな先生
- 仕事に活かせる漫画を知りたい先生
- 教員におすすめの漫画を知りたい先生
小学校教員におすすめ仕事に活かせる漫画7選


『リエゾン-こどものこころ診療所-』ヨンチャン


『リエゾン-こどものこころ診療所-』は、発達障害の子どもやその家族と向き合う児童精神科医の物語です。
症例が一つ一つとてもリアルで、障がいのある子やその親が困っていること・求めていることなどを知ることができます。
私自身もクラスの子どもたちや、関わっている発達障害のある子どもたちのことを思い浮かべながら読みました。
『コウノドリ』鈴ノ木ユウ


産科医であり、ジャズピアニストでもある、鴻鳥サクラが主人公の医療漫画です。
赤ちゃんが無事に生まれて、大きく育つということは、簡単なように見えて実は奇跡の連続です。この漫画は赤ちゃんが生まれる「奇跡」を読者に伝えてくれます。
『コウノドリ』を読むと、子どもがいない人でも、親が子を思う気持ちが少し理解できるのではないでしょうか。
クラスの子どもたちにもその子を大切に育ててくれた親(保護者)がいる、そんな「当たり前ですが忘れがちなこと」を思い出させてくれる作品です。
『「子どもを殺してください」という親たち』鈴木マサカズ


精神疾患のある患者を医療機関に繋げる支援をしている著者が、自身の活動の記録を描いたノンフィクションの物語です。精神疾患患者である子どもと、当事者家族(親)の姿がリアルに描かれています。
子育てをしている人、子どもたちの教育に携わっている人に読んでほしい漫画です。
親子について、家族について、子育てについて考えさせられます。
『ドラゴン桜』三田紀房


この『ドラゴン桜』は、ドラマにもなっている有名な作品です。
弁護士の桜木が、経営破綻状態となった落ちこぼれ高校を建て直すため、5年後に東大合格者100人を出す計画を考案します。
東大に合格するために、さまざまな勉強法がでてきて面白いです。勉強法は高校生だけではなく、小学校や中学校でもアレンジをして使うことができます。
『ケーキの切れない非行少年たち』鈴木マサカズ


医療少年院に赴任した著者が驚いたことは、凶悪犯罪に手を染めていた非行少年たちが「ケーキを切れない」ことだった…。
「ケーキを切れない=等分できない」つまり、非行少年の中には、認知機能に問題がある子が非常に多い、ということです。
非行少年たちが抱える問題について描いた話題作です。
『マンガでわかる けテぶれ学習法』葛原祥太


「けテぶれ」とは、「計画→テスト→分析→練習」の頭文字です。
この『マンガでわかるけテぶれ学習法』を読むと、「自分で考えて勉強を進めていく方法」を知ることができます。
こちらは児童書ですので、クラスの子どもたちやご家庭のお子さんと一緒に読むのもおすすめです。
児童書ではなく、先生・保護者の方向けの本のバージョンもありますよ。





教員の頃、クラスで「けテぶれ」を実践していました。
子どもたちも生き生きとしてきますよ。
『まんがでわかる 伝え方が9割』佐々木圭一


学校の先生方は、仕事の半分以上が子どもたちに対する「授業」、そして前後の「児童指導」です。
そのため、子どもたちに「話している」時間はかなり長いでしょう。しかし、教員になるにあたって「トーク術、話術」をあらためて磨いた人は少ないのではないでしょうか。
この『まんがでわかる 伝え方が9割』は、トーク力を磨きたい人におすすめです。子どもたちにもわかりやすく伝わる話し方のコツを知ることができます。
漫画はさらっと読むことができるので時間のない先生方にぴったりですが、さらにしっかりと読みたい方には、漫画ではなく本のバージョンがおすすめです。
まとめ


この記事では、小学校の先生におすすめの「仕事に活かせる漫画」を紹介しました。
まとめ:小学校の先生におすすめの仕事に活かせる漫画
- 『リエゾン-こどものこころ診療所-』
- 『コウノドリ』
- 『「子どもを殺してください」という親たち』
- 『ドラゴン桜』
- 『ケーキの切れない非行少年たち』
- 『マンガでわかる けテぶれ学習法』
- 『伝え方が9割』
学校が休みの日や通勤の合間に、パラパラとページを開いてみてくださいね。



皆様の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
まつこ
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