隙間時間にサッとできる「ビンゴゲーム」のバリエーションを紹介します

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まつこ

こんにちは。元小学校教員のまつこです。

「ビンゴゲーム」はご存知ですか。イベントやパーティーの際に、列をそろえて盛り上がるあのゲームです。

この記事では、小学校の隙間時間に楽しめるさまざまなビンゴゲームを紹介します。

準備するものは「裏紙を人数分」、あとは子どもたち各々の鉛筆のみです。たったこれだけでお手軽にビンゴゲームを楽しむことができますよ。ルールも単純ですので、低学年から行うことが可能です。ぜひ学級でやってみてくださいね。
先生方の参考になれば幸いです。

こんな人におすすめ

  • 小学校の先生
  • ちょっとした隙間時間にできるゲームを知りたい先生
  • 子どもたちとビンゴゲームを楽しみたい先生

目次

ビンゴゲームのルール

はじめにビンゴゲームの基本的なルールを紹介します。

【ビンゴゲームの基本の型】

【準備】
・子どもたち一人に一枚ずつ裏紙を配ります。
・紙に線を横2本、縦2本かいてもらいます。

→これで簡単9マスのビンゴが完成です。

マスの数を増やしたいときは、縦3本、横3本の線にすると16マスのビンゴになります。

これくらいの少ない線ならフリーハンドでも書くことが可能ですので、授業の隙間時間が5分〜10分でもあれば簡単ビンゴを楽しむことができますよ。

【ビンゴゲームのルール】

1.はじめにすべてのマスの中に数字や言葉などを書きます。
2.代表者が数字や言葉を言っていきます。
3.出てきた数字や言葉が自分のカードにあれば、丸をつけます。
4.たて、よこ、ななめ、どれか1列そろったら(丸がついたら)ビンゴです。

ルールは子どもたちの発達の段階に合わせて、クラスで変化をつけてOKです。代表者ではなく、座席の順などで1人ずつ数字や言葉を言っていくようにするのも良いですね。

ビンゴの達成条件もさまざまです。「縦、横は有効・ななめは無効」にしても面白いです。また、1列ではなく2列そろったらビンゴ、と少し難易度をあげても良いでしょう。

グループを作って、グループごとに1枚のビンゴを完成させても楽しいです。ちなみに、あと一つでビンゴになる場合は「リーチ!」とコールするようにすると盛り上がりますよ。

まつこ

それでは早速ビンゴゲームを楽しんでみましょう。

サッとできるおもしろビンゴ10選

ことば集めビンゴ①・・・ひらがな

・「あ」から始まることば
・「い」で終わることば

など、始めの文字や終わりの文字を指定してことば集めをします。

ひらがなを学習したばかりの低学年にぴったりの活動です。語彙力も高まりますよ。

ことば集めビンゴ②・・・〇〇なもの

・「あかいもの」
・「大きいもの」
・「丸いもの」

などの形容詞を指定して、連想するものを考えます。

たとえば、テーマが「あかいもの」だとすると
ポスト、トマト、しょうぼうしゃ、バラ、りんご、パプリカ、カーネーション、いちご、火、あかえんぴつ、さくらんぼ、ケチャップ…などが考えられます。

ことば集めビンゴ③・・・〇〇といえば

・「春」といえば
・「学校」といえば
・動物園といえば

など、〇〇といえば、に続く言葉を考えます。

まつこ

連想ゲームのようで楽しいですね。

ことば集めビンゴ④・・・文字数

・1文字のことば
・2文字のことば
・漢字2文字の言葉

など、文字数を指定して言葉を考えます。

国語辞典や漢字辞典の学習のあとには、「辞典を開いて探してもOK」というルールを付け足しても盛り上がります。

漢字部首ビンゴ

・「いとへん」
・「きへん」
・「うかんむり」

など、テーマにする部首を決めます。
その部首がつく漢字をビンゴのマスに書いていきます。

答え合わせもひと工夫してみましょう。教科書をランダムに開いて、そのページに書かれている漢字の中で、テーマに沿った漢字を探します。

名前ビンゴ

クラスの人の名前をマスに書いていきます。

発表などで使うネームプレートを裏返して1枚ずつひいていきます。出た名前が自分のビンゴカードにあれば丸をつけていき、列がそろったらビンゴです。

「名前が出た人は好きな食べ物を言う」などのルールを追加しておくと、自己紹介代わりになって楽しいですよ。

先生ビンゴ

学校の先生の名前をマスに書いていきます。

発表の際は担任の先生が、ランダムに学校の先生の名前を言っていきます。
ランダムに名前を言う際は

・あいうえお順
・担当学年の低い順
・職員室の座席順
・その日の朝から担任の先生が会った順

などバリエーションを増やすと何回でも楽しめますよ。

計算ビンゴ

計算力がアップするビンゴです。1〜10までの数字の中で好きなものを選んでマスに書きます。(学年に応じて1〜30にしたり、1〜81(九九の答え)にしたりしてもOKです。)

発表時は、先生が黒板に計算式を書きます。(例えば1+6、3×3など)
子どもたちはその計算をして、自分のビンゴカードに答えの数字があれば丸をつけていきます。

お絵かきビンゴ

・野菜
・動物
・地図記号

などのテーマに沿った物を
言葉ではなくイラストで描いていくビンゴです。

簡単に絵に描くことができるものを考えるのがポイントです。

思い出ビンゴ

特に3月などの学年の終わり頃や、6年生におすすめのビンゴです。

1年間の思い出(6年生なら小学校の思い出)をマスに書いていきます。
順番に子どもたちに思い出を語ってもらいながら、ビンゴを楽しみましょう。

まつこ

学校生活の思い出作りになりますね。

まとめ

この記事でこの記事では、隙間時間に楽しめるビンゴゲームを紹介しました。

まとめ:サッとできるおもしろビンゴ10選

  1. ことば集めビンゴ①ひらがな
  2. ことば集めビンゴ②〇〇なもの
  3. ことば集めビンゴ③〇〇といえば
  4. ことば集めビンゴ④文字数
  5. 漢字部首ビンゴ
  6. 名前ビンゴ
  7. 先生ビンゴ
  8. 計算ビンゴ
  9. お絵かきビンゴ
  10. 思い出ビンゴ

裏紙と鉛筆が用意できれば授業の合間にクラスのみんなで盛り上がることができますよ。とても楽しい活動ですのでぜひやってみてくださいね。

皆様の参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

まつこ

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この記事を書いた人

元小学校教員、現在は保育士のアラサー。一児の母。運動療育の児童発達支援で発達障害をもつ子どもたちにHAPPYをお届け中!読書、邦楽ロック、フェス、サッカー観戦など趣味多め。

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