びっくり!教員になってから分かった地域(北海道と神奈川県)の小学校の習慣・風習の違い6選〜連絡帳、上履き、体育着…

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まつこ

こんにちは。元小学校教員のまつこです。

私は北海道と神奈川県という2つの地域で小学校教員として働いていた過去があります。

この記事では、北海道と神奈川県の小学校の違いについてまとめました。この記事が慣れない土地に引っ越しや転勤をすることになった方の参考になれば幸いです。

こんな人におすすめ

  • 北海道から神奈川県に引っ越す小学生・保護者の方・先生
  • 神奈川県から北海道に引っ越す小学生・保護者の方・先生
  • 北海道と神奈川県の小学校の違いを知りたい人
  • 北海道(神奈川県)の小学校について知りたい人
まつこ

地域の違いは外に出ないとわからないことも多くあって面白いですよね。


注意:同じ神奈川県内・北海道内でもそれぞれの学校によって多少の違いはあることと思います。
この記事はあくまでも私が働いていた北海道のある地域と、神奈川県のある地域の小学校の比較だということを承知の上でお読みくださいますようお願いします。

目次

小学校教員になってから分かった地域(北海道と神奈川県)の違い6選

①登校の仕方の違い

  • 神奈川県・・・登校班別の集団登校
  • 北海道・・・自由登校

神奈川県では、近所の子どもたちが集まって登校班というものがつくられ、毎朝同じ時刻に決まったメンバーで登校をしてきます。私が働いていた学校では朝8時25分から30分までの5分間で全ての児童が一斉に校舎内に入ってきました。
一方で北海道では、決められた時間までに個々で登校をしてきます。朝早い子は8時前から学校に来ていました。また、家から学校までの距離が遠いために自転車やスクールバスで来ている子もいました。

同じ神奈川県内の小学校でも、登校班の無いところもあります。登校の仕方については都道府県ごとに差があるというよりはその小学校の慣習によるところが大きいのかもしれません。

②連絡帳の使い方や欠席連絡方法の違い

  • 神奈川県・・・連絡帳は毎日使う。次の日の時間割や宿題を書き込み、欠席連絡も連絡帳で行われる。
  • 北海道・・・連絡帳は滅多に使われない。時間割は週に一回配布され、欠席連絡は電話で行う。

神奈川県では、連絡帳は次の日の時間割や宿題を書き込むために毎日使用していました。6年間で数冊使う子が多かったです。欠席の連絡も、連絡帳に書いて登校班の友達を通して担任の先生に渡してもらう、というシステムでした。
一方で北海道では連絡帳のノートを小学校6年間で1冊使い終えることはあまりありません。そのくらい使用頻度が低かったです。時間割は配布されるので書く必要もありませんし、欠席の連絡は電話でおこなわれていました。連絡帳を使う機会は、先生がお便りに書き忘れてしまった連絡事項があるときくらいでした。

まつこ

私が神奈川県で初めて教員になった時、連絡帳で欠席連絡がきて驚きました。

③校内で履く上履きと上靴の違い

  • 神奈川県・・・「上履き(うわばき)」という。毎週末に持ち帰り、洗ってから月曜日に持ってくる。
  • 北海道・・・「上靴(うわぐつ)」という。4月に持っていってから夏休み前まで学校におきっぱなし。

校舎内で履く靴については、まず呼び名が異なっています。神奈川県では「上履き(うわばき)」といい、北海道では「上靴(うわぐつ)」と呼んでいました。
神奈川の上履きはバレエシューズのようなタイプのものです。
北海道の上靴はマジックテープタイプから紐ぐつまで、その形は子どもによって様々です。外で履く運動靴を校内でも履いているイメージです。

④体育の学習での服装の違い

  • 神奈川県・・・体育のたびに「体育着」「体操着」に着替える。
  • 北海道・・・体育がある日はジャージを家から着用してくる。

私が神奈川県の教員になって一番驚いたのが「小学生も体育の授業のたびに着替える」ということです。
神奈川県では「体育着(学校によっては体操着と呼ぶ)」があり、体育の授業の前に着替えをします。
それに対して北海道では、中学生や高校生は体育の授業のたびに制服からジャージへ着替えますが、小学生は着替えません。体育のある日は時間割に「持ち物:ジャージ」と書かれていて、その都度ジャージを着て登校します。
北海道の小学校では全員おそろいの体育着は存在しないので、運動会でもジャージです。各々好きなデザインのジャージを着用していたので、なかなかカラフルですよ。

まつこ

北海道の運動会では、我が子を見つけやすいですね!

⑤ランドセルの扱い方の違い

  • 神奈川県・・・小学校1年生から6年生までランドセルで登校する。
  • 北海道・・・高学年くらいになるとランドセルではないカバンで登校する子が増える。

神奈川県では6年生まで同じランドセルを使い続けることがあたりまえです。
でも、自分自身が北海道で育った時は、小学校3、4年生あたりからランドセルではない鞄(リュックなど)を使っていました。「6年生までランドセルを使うなんて、ダサい!」という雰囲気がありました。私が途中で使わなくなったランドセルはお下がりとして妹に使ってもらい、最終的に3姉妹で1つのランドセルを使い回しました。

⑥夏休みと冬休みの日数の違い

  • 神奈川県・・・夏休みが長く、冬休みは短い(40日:10日くらい)
  • 北海道・・・夏休みと冬休みが同じくらいの長さ(25日:25日)

神奈川県では、海の日が過ぎたあたりから1ヶ月と少し夏休みがあります。その分、冬休みは短く1月7日くらいから学校が始まります。
一方で北海道では、夏休みと冬休みが同じくらいの長さです。日にちでいうと夏休みは7月25日〜8月18日くらいまで、冬休みも同様に12月25日〜1月18日くらいまでです。
本州は夏が暑いので夏休みが長く、北海道は冬が寒いので冬休みが長いと言われています。

まとめ

この記事では、北海道と神奈川県の小学校の違いについてまとめました。

まとめ:小学校教員になってから分かった地域(北海道と神奈川県)の違い6選

  1. 登校の仕方の違い
  2. 連絡帳の使い方や欠席連絡方法の違い
  3. 校内で履く上履きと上靴の違い
  4. 体育の学習での服装の違い
  5. ランドセルの扱い方の違い
  6. 夏休みと冬休みの日数の違い

地域による違い、並べてみると面白いですね。

まつこ

皆様の参考になれば嬉しいです!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

まつこ

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この記事を書いた人

元小学校教員、現在は保育士のアラサー。一児の母。運動療育の児童発達支援で発達障害をもつ子どもたちにHAPPYをお届け中!読書、邦楽ロック、フェス、サッカー観戦など趣味多め。

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