【小学校の席替え】先生が子どもたちの席を決めるときの基準が知りたい

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まつこ

こんにちは。元小学校教員のまつこです。

皆さんの学級では「席替え」はどのような方法でしていますか。
学校によっては、人間関係や学力など様々な観点から「児童の座席は先生が決めること」と統一しているところもありますね。

この記事では、席替えの座席を先生が決めるときの基準・ポイントを紹介します。小学校の先生はもちろん、普段先生がどのように座席を決めているのか知りたい小学生の皆さんや保護者の方にも読んでいただけたら嬉しいです。

こんな人におすすめ

  • 初任の先生
  • 小学校での席の決め方を知りたい先生
  • 先生が座席を決める基準を知りたい小学生や保護者の方

目次

先生が子どもたちの席を決めるときの基準・ポイント5選

視力

学校は勉強をする場所です。よって、児童の視力は優先すべき理由の一つです。

前提として、年度はじめに行う視力検査などで目が見えづらいことがわかった場合には、メガネやコンタクトを使って矯正をしてもらうことがほとんどです。それによって、一番後ろの席からでも黒板がはっきりと見えるようになる子も多いです。
ただ、矯正をしているのにもかかわらず、後ろの方の座席に座ると黒板が見えづらい子もいます。
そんな子どもたちには、前方(1、2列目など)の真ん中に近い座席に座ることができるように配慮しましょう。

背の大きさ

前後で極端に背の大きさが違うと、前の人に重なってしまい、黒板が見えにくい可能性があります。

こちらは先生が名簿を見ながら決めるだけでは判断しにくいです。

新しい席を決めて子どもたちに発表をした後に、荷物などは元の席のまま体だけ移動をして一旦座ってみる時間を作るのがおすすめです。
全員がしっかりと黒板を見ることができるようなら、机や椅子、荷物ごと新しい席に移動しましょう。

人間関係

担任の先生が最も頭を悩ませるのがこの「人間関係」です。
「席替え」は、その席にすることでお互いにサポートし合える座席がベストです。サポートし合えるけれど仲が良すぎておしゃべりが止まらない、という状況ができてしまっても困ります。
隣同士または近くの席の子同士、ちょうど良い関係性で過ごすことができるように座席を決定します。

また、活動のグループを決めるのであれば、まとめることが上手なリーダー候補が各グループにひとりはいると良いでしょう。

集中できる位置

児童の特性によっては、ドアの近くや最後列に座ってしまうと気が散って集中できない子もいます。その子ができるだけ学習に集中することができる座席の位置にしてあげましょう。

4月、5月など担任になったばかりの頃は学級の子どもたち一人ひとりの特性を把握するのは大変ですが、前年度の担任の先生や専科の先生方にも話を聞いて、できる限り早く子どもたちの様子をキャッチできるようにしましょう。

リフレッシュできるように

席替えのたびに同じ子と隣同士になってしまっていたり、同じような位置だったりするとせっかくの席替えなのにリフレッシュができません。リフレッシュができるように座席に変化をつけてあげるのもポイントです。

何度も同じ席になってしまっていないか、席替えの際には子どもたちに確認をすると良いでしょう。

例えば、連続で同じ席や同じペアになっていたら変える、さらに年間通して5回、同じ席や同じペアになっていたらもう年度内はその組み合わせにはしない、などの約束をはじめに決めて伝えておくと良いですよ。

まとめ

この記事では、席替えの座席を先生が決めるときの基準・ポイントを紹介しました。

まとめ:先生が子どもたちの席を決めるときの基準・ポイント5選

  1. 視力
  2. 背の大きさ
  3. 人間関係
  4. 集中できる位置
  5. リフレッシュできるように

席替えをする時には、以上のことを意識してみてください。皆様の参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

まつこ

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この記事を書いた人

元小学校教員、現在は保育士のアラサー。一児の母。運動療育の児童発達支援で発達障害をもつ子どもたちにHAPPYをお届け中!読書、邦楽ロック、フェス、サッカー観戦など趣味多め。

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