【小学校教員】面白い席替えをしたい!「先生が決める」以外の席替え方法を紹介します

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まつこ

こんにちは。元小学校教員のまつこです。

皆さんの学級ではどのような方法で席替えをしていますか。私が小学校の教員をしていた頃は、「先生が決める」ことが多かったです。

でも、

子どもたち

自分たちで考えた席替えもしてみたい!

と子どもたちからのリクエストがあった時には、長期休みの前や学年末などに1ヶ月だけ・1週間だけという期間限定で「先生が決める」以外の方法での席替えをすることもありました。

この記事では、「先生が決める」以外の席替えの方法を紹介します。席替えのバリエーションを知りたい先生方の参考になれば幸いです。

こんな人におすすめ

  • 初任の先生
  • 席替えの方法が知りたい先生
  • 面白い席替えがしたい先生や児童

目次

面白い席替えバリエーション6選

①くじびき(パターン1 )番号をひく

【準備】
① 黒板に座席表を書き、座席に番号を振ります。
② クラスの人数分の数字が書かれたくじを用意します。

子どもたちがくじをひいて、そのくじに書かれている番号の席に座ります。性別関係なく番号を書いても良いですし、男女別に番号を書いても良いでしょう。

単純な方法ではありますが、どの席になるかわからないドキドキ感が味わえます。

②くじびき(パターン2 )子どもの名前をひく

【準備】
① 黒板に空の座席表を書きます。
② 番号のくじではなく、クラスの子どもの名前を書いたくじを用意します。(または、学級で使用しているネームプレートなどがあればそれでも良いでしょう。)

子どもたちが1人ずつ前に出てきて、クラスの子どもの名前が書かれたくじをひきます。ひいたくじは、空の座席表の中の「くじをひいた人がいま座っている席」に貼ります。

自分の名前がいつ出てくるかわからないため、他の人がくじをひいている間も目が離せません。

(注)自分の座席が友達のくじ運に委ねられる方法なので、人間関係のトラブルには注意が必要です。

③くじびき(パターン3) 役割先行

グループの中での役割を先に決めてから座席を決める方法です。

【準備】
① 座席表にグループごとの区切り線をつけて、グループ番号を書く。
② グループ分×役職分のくじを用意します。(8グループ・4役職なら1〜8まで×4枚)

仮に座席が8グループ×4人ずつの場合、座席を決める前に班長8人、副班長8人、学習8人、生活8人など、グループごとの役割を先に決めます。

役割が決まった後、同じ役割同士(班長は班長同士)で集まり、1〜8番まで書かれたくじをひいて自分のグループが決定します。
グループが決まった後は、座席はグループ内で相談をしても良いですし、男女別などで先生が決めても良いでしょう。

まつこ

友達と異なる役割を選ぶことで、同じグループになる確率を上げることができて面白いですよ。

④グループ席替え

グループは固定しておいて、座席位置のみをローテーションさせていく決め方です。

【準備】
① 座席を決める前に、グループを決める。

グループの決め方は「先生が決める」「くじ引き」「役割先行」など子どもたちの発達の段階や人間関係などを加味して決定してください。

グループが決まったら、グループごとに座席を指定します。日直が1周したら、1ヶ月経ったら、など学級の席替えのタイミングでは、グループは変えずに座席位置のみを移動します。

景色が変わるだけで子ども達もリフレッシュできます。

⑤お見合い方式

昔からある方法ですが、根強い人気がある決め方です。

【準備】
① 黒板に座席表を書き、座席を男女で振り分けておきます。
(色で枠をつけるとわかりやすいです。)

はじめに女子(または男子)に廊下に出てもらいます。その間に男子(または女子)が席を決めます。
席の決め方はその子たちに合ったやり方でかまいません。
自分たちで席を選んでもらう場合は、番号のくじをひいて若い番号の子から好きな席を選んでもらう、というやり方がおすすめです。

次に廊下に出ていた男子(または女子)が教室に入り、席を決めます。

最後に廊下にいる女子(または男子)を教室内に呼び、全員が一斉に決めた席につきます。

まつこ

ある程度は自分達で席が選べるので、子どもたちからも人気が高い決め方です。

⑥係活動や総合のグループで

係活動や総合学習などに力を入れたい期間はその係やグループごとの座席にしても良いでしょう。

活動のやる気がグッと高まりますし、休み時間や給食のときなどちょっとした時間にも打ち合わせができたりするのでおすすめです。

まとめ

この記事では、「先生が決める」以外の席替えの方法を紹介しました。

まとめ:面白い席替えバリエーション6選

  1. くじびき(パターン1 )番号をひく
  2. くじびき(パターン2 )子どもの名前をひく
  3. くじびき(パターン3) 役割先行
  4. グループ席替え
  5. お見合い方式
  6. 係活動や総合のグループで

学級の子どもたちの実態にあわせて、楽しみながら席替えができると良いですよね。皆様の参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

まつこ

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この記事を書いた人

元小学校教員、現在は保育士のアラサー。一児の母。運動療育の児童発達支援で発達障害をもつ子どもたちにHAPPYをお届け中!読書、邦楽ロック、フェス、サッカー観戦など趣味多め。

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