アラサー保育士まつこです。
働きながら保育士試験に一発合格しました!
こんにちは、まつこといいます。私は31歳の頃、フルタイムで働きながら勉強をして、保育士試験に一発で合格をしました。
この記事では自分自身の体験をもとに、育児や仕事で忙しい中でも保育士試験に合格するコツを紹介します。
保育士試験とは・・・
保育士試験とは国家資格である保育士資格を取るための試験です。
年に2回、前期(4月〜)と後期(10月〜)に受験するチャンスがあります。
一次試験として9科目の「筆記試験」があり、それら全てに合格すると二次試験として3科目から2科目を選んで受験する「実技試験」があります。
実技試験に合格すると保育士登録の手続きが可能となり、手続きが終了することで「保育士」と名乗ることができます。
筆記試験は9教科全て6割以上の点数を取れば合格となります。
9教科とは、「保育の心理学」「保育原理」「子ども家庭福祉」「社会福祉」「教育原理」「社会的養護」「子どもの保健」「子どもの食と栄養」「保育実習理論」の9つです。
筆記試験は一度に9教科全て受からなくてもよく、合格した教科は最大3年間持ち越せるので、働きながら、または育児をしながら勉強する方は一度に3教科ずつ受けるなどの計画を練っても良いかもしれません。
実技は「音楽」、「言語」、「造形」から2つ選び受験します。こちらも2科目それぞれで6割以上の点数を取れば合格となります。
保育士免許の使い道
保育士免許は様々な仕事で使える便利な資格です!
幼稚園教諭や学校教諭の免許は学校(専門学校や大学)に通わなければ取得できない免許ですが、保育士免許は学校に通わなくとも国家試験に合格するだけで取得できる免許です。
保育士試験には、子どもの成長の段階についての問題や、離乳食の問題など、実際に子育てをしている人なら実体験から考えてもわかる問題が混ざっていますので、子育てで身につけた知識が活かされます。
また、保育士という仕事は、保育所や託児所などで常に子どもと関わっていく仕事です。子育てをしている方が自分の経験を活かして働ける現場です。
私は、児童発達支援という発達に支援が必要な子どもたちが通う施設で働いています。
保育園で保育士として働くだけでなく、児童発達支援や放課後等デイサービスのような福祉事業所においても使える資格(資格があることで収入も上がります)なので、持っていて損はない資格だといえます。
合格した私の勉強法
私が保育士試験に一発合格をした際の勉強方法を紹介します。
準備期間
準備期間は約4ヶ月、平日は1日1時間、休日は3時間ほど勉強をしました。また、朝の準備時間や夜寝る前などの隙間時間も使いながら、知識をインプットしていきました。
試験結果
点数は60点〜95点と幅がありましたが、全て6割(60点)以上の点数が取れて見事合格!でした。
社会福祉という科目が特に難しく、ぎりぎりでした。
準備するものと、使い方
準備するもの
- 保育士試験の参考書
- 問題集1冊
- YouTubeがみられる端末
一つずつ使い方を紹介していきます。
参考書
上下巻で売っていることが多いです。各教科に分かれていますが、どの教科から始めてもOKです。
おすすめとしては、「自分の興味のある教科から始めること」です。楽しく勉強ができないと意味がないからです。
勉強をしているうちに、他の教科にも興味が出てきて、「やってみようかな」という思いが出てきます。
私が使っていた参考書と、周りの友達の反応が良かった参考書を紹介します。
問題集1冊
これ、と決めた問題集「一冊」に取り組みましょう。法律などは頻繁に変わることが多いので、できる限り新しいものを購入するのがおすすめです。
①参考書を使って勉強した科目をまずは一度解いてみましょう。終わったら、解答や解説を見る前に、自分で参考書を使いながら正誤を調べて自己採点をしてみましょう。
それでもわからない問題があれば、解答・解説を見て内容を確認しておきます。
②問題集を解いていく中で、確実にできたと自信のある問題は、もう二度目を解く必要はないので印を付けておきます。
たまたま正解したもの、最後まで迷ったもの、不正解だったものについては、何日か時間をおいてからもう一度解いてみましょう。
③問題集は当日まで、時間のあるかぎり何周も解いていくのがおすすめです。問題を解いていくうちに、問題のパターンが見えてきます。
私が使ったものを載せておきます。解答や解説の冊子が分厚く、丁寧なものがおすすめです。
隙間時間の有効活用
朝の5分、夜寝る前の5分など、隙間時間にはYouTubeを見るのがおすすめです。耳で聞いて、合わせて声にも出すとより覚えやすくなります。
おすすめYouTube
保育士試験対策におすすめのYouTubeを紹介します。
保育士試験合格チャンネル
▲過去問題から一問一答などを多く出してくれるYouTubeです。声も非常に聞き取りやすいです。
ほいくんの保育士チャンネル
▲著者と著作の組み合わせの語呂合わせなど、覚え方もたくさん教えてくれるのでとても役立ちました。
こんなこともやりました
効果は今ひとつでしたが、私は上記の他にこんなこともやりました。一応紹介します。
保育に関する条文を読み、録音する
自分の声が好きな人にはおすすめの勉強法です。保育所保育指針などの条文を読み、スマートフォンのボイスメモなどで録音をします。
録音した音源を通勤の途中などに聞くと、一度読んだ文章なので頭の中に文字も一緒に浮かんできて覚えやすくなります。
保育所保育指針は途中までこの方法でやっていましたが、自分で録音しなくとも条文を読んでくれているYouTubeもありますので、それを聴くだけで十分かなと思い直して、途中でやめてしまいました。
条文をひたすらノートに書く
私は昔から書いて覚えることが多かったのですが、保育士試験の際には量が多すぎて断念しました。結局、最初の方しか覚えられず、実際の試験には役にたちませんでした。
時間が限られている中で覚えなければならないので、書くよりも耳で聞いて覚えたり、実際に問題を解いて覚えた方が効率が良く感じました。
Twitterやインターネットなどで一問一答を解く
これも隙間時間にやっていましたが、Twitterやインターネットを開くとつい、SNSなど他のものもみてしまうので、脱線してしまうことが多かったです。結果として、時間の有効活用にはならなかったかもしれません。
その点、YouTubeはキャストできる機械を使ってテレビに一度繋いでおくと、次から次へと保育士試験に関する動画を流し続けてくれたので、脱線せずよかったです。
試験当日の注意点
当日、周りの人たちがものすごく勉強しているように見えますが、実はそうでもありません。
みなさんそれぞれ焦っていると思います。笑
会場では、新しいことをせずに、今までに間違えた問題をみて復習したり、イヤホンをつけながらYouTubeを見たりするのがおすすめです。
とにかく、普段と同じことをして過ごすようにしましょう。
無理に新しい知識を入れようとすると焦るので、今までやってきたことを振り返ると良いでしょう。
また、長期計画で少ない教科に絞っている方も、ひとつ前の科目など他の科目を受けてみることをおすすめします。
一般常識で解くことができる問題もありますし、場の雰囲気がわかるので緊張せず臨むことができるからです。
まとめ
たったこれだけ!働きながら保育士試験に合格するコツ
- 参考書で流れをつかむ
- 一冊の問題集を何周も解く
- 隙間時間にYouTubeをみる
限られた時間の中で、上の3つを繰り返して苦手を潰していけば、絶対に合格できます!
皆様の成功をお祈りしています!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
まつこ
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