こんにちは、元小学校教員のまつこです。
この記事では修学旅行や宿泊体験学習の引率で必要なものや、あると便利なものをまとめました。皆様の参考になれば幸いです。
この記事はこんな人におすすめ
- 初任の先生
- 小学校高学年の担任に初めてなった先生
- 宿泊体験学習や修学旅行の引率に行く先生方、ボランティアの方
- 宿泊体験学習や修学旅行の持ち物に迷っている先生
修学旅行・宿泊体験学習の引率に必要なもの
まずは修学旅行や宿泊体験学習などの引率時に必ず持っていくべきものを紹介します。
2種類のカバン〜小さめバッグと大きめバッグ〜
荷物は常に持ち歩く小さめバッグ(リュックサックや肩掛けバッグ)と、バスの荷物入れに入れておける大きめバッグ(ボストンバッグやスーツケース)の二つに分けると良いでしょう。それに加えて、貴重品のみを入れたウエストポーチを腰につけている先生もいました。
\引率時のおすすめバッグについてはこちら/
小さめバッグに入れるもの
お金
宿泊の費用はあらかじめ集金をしていることが多いですが、行事の中で意外と必要なのがこのお金です。急にタクシーを使わなければならなくなったり、児童を病院に連れていかなければならなくなったりすることもあるためです。
少なくとも1万円くらいは財布の中に入れておきましょう。お金があると家族へのお土産を買うこともできますね。
スマートフォン
引率の先生方同士で連絡を取り合う際は、レンタル携帯を使うという学校もあるでしょう。私がいた学校では、トランシーバーや各々のスマートフォンを使用して連絡を取り合っていました。レンタル携帯がある学校でも、万が一のことを考えて自分のスマートフォンも持っていきましょう。
ティッシュ、ハンカチ、ウェットティッシュ
特にティッシュは使う場面が多いです。手を拭く時などに使えるウェットティッシュも便利です。
マスク
必須では無くなったとはいえ、人混みの中を歩く際などには使用することがあります。複数枚用意しましょう。
ビニール袋
ビニール袋は使う頻度が高いので多めに持っていくことをおすすめします。主にゴミ袋や嘔吐処理などに使用します。
薬
普段から使用している薬や、酔いやすい人は酔い止めなどを忘れずに持っていきましょう。
筆記用具
しおりや名簿に書き込むために使用します。ボールペンが2本程度、そして紙以外の素材にも書くことができる油性ペンが1本あると便利です。
しおり
スケジュールや部屋割りなどが書かれたものです。職員用に、職員の動きやさらに細かなスケジュールが入ったものを作る学校が多いでしょう。児童の名前やアレルギー情報なども入っているため、紛失注意です。
バインダー・ファイル
しおりや名簿を入れておくために使います。点呼をとるときなどにしっかりとしたバインダーがあるとメモが取りやすいため便利です。ボールペンなどを入れておけるポケット付きはさらに利便性が高いです。
バインダーは共有のものが学校にある場合もあれば、先生方が個々に所有している場合もあります。
雨具
雨具は活動内容によって使用できるタイプが異なります。折り畳み傘とポンチョ(レインコート)を両方用意しておくと使い分けができます。
水筒
宿泊行事の際は荷物も多いです。軽量タイプのものがおすすめです。
タオル
急な雨で濡れてしまったり、汗をかいてしまったりすることもあります。小さめのタオルが1枚あると便利です。
帽子
小さめバッグの中に入れるものではありませんが、帽子も必ず持っていきましょう。夏であれば、UVカットのつば付き帽子がよいでしょう。キャップなどもおすすめです。
帽子が風で飛ばされてしまわないように、私は100均などで売っている帽子ストラップも使っていました。帽子フックは帽子を使わないときにリュックなどに引っ掛けておくこともできるのでおすすめです。
大きなバッグに入れるもの
洗面道具
修学旅行の場合は宿にアメニティがあることもあります。必要なものをあらかじめ調べて(担当の職員に聞いて)おきましょう。お風呂にドライヤーがない宿もありますので、必要な場合は持参しましょう。
ドライヤーはかさばってしまうため、女性職員で話し合って持っていく人を決めても良いかもしれませんね。
化粧道具
女性の職員は使い慣れた化粧道具を一式持っていくとよいでしょう。使い慣れたものを持参することで、朝の支度の際にささっと済ませることができます。
また、お風呂後に職員同士の打ち合わせがある場合もあります。メイクをしなくてもある程度きれいに見せてくれる眉毛ティントやマツエク・まつげパーマをしていくのもおすすめです。
着替え
必要な枚数を持参します。靴下や下着などは、宿泊体験学習で課外活動がある場合は予備に多めに持っていくとよいかもしれません。
上下ともに、動きやすい服装がおすすめです。
寝巻き
児童が寝た後に見回りをしたり、職員で翌日の打ち合わせをしたりすることがあります。寝る時の服装はパジャマではなくスウェットやジャージなどを用意するとよいでしょう。宿泊体験学習等で山間部に泊まることもありますね。その場合は、夏でも長袖を忘れないようにしましょう。昼間は暑くても、夜は冷える場合があります。
充電器
自分のスマートフォンやレンタル携帯の充電器を忘れずに持っていきましょう。
挙げたもの以外にも、野外炊飯や体験学習がある場合はそれに必要な持ち物を忘れないようにしましょう!
必須ではないが、あると便利なもの
次に、必須ではないがあったら便利なものを紹介します。
割り箸
初日のお昼ご飯はお弁当持参という学校も多いはず。そんなときには割り箸を1、2膳多めに持っていくことがおすすめです。「先生、お弁当を開けてみたら、割り箸が入っていませんでした!」という児童が必ずいます。(笑)
サブバッグ
施設でパンフレットを渡されたり児童が落とし物をしたりと、活動中に急に荷物が増えてしまうことがあります。小さく折りたためるサブバッグをリュックサックの中に入れておくと便利です。
モバイルバッテリー
山の中などでは電波が届きにくく、バッテリーの消費が早いこともあります。そんなときにモバイルバッテリーがあると安心です。
このAnkerのモバイルバッテリーは安価ながらもしっかりと充電してくれます。
携帯ライト
キャンプファイヤーや星空観察などで外に出る場面があったり、夜に見守りをしたりする場合にライト(懐中電灯)が必要です。学校によっては備品として準備されているところもあります。また、スマートフォンのライトを懐中電灯代わりに使うこともできます。
引率時に自分用として一つあると便利です。
カラビナ
荷物の個数が増えてしまったときに、カラビナが一つあると荷物同士をまとめることができて便利です。
これで校外学習の引率の準備も完璧ですね。
終わりに・・・
この記事では、小学校教員が宿泊体験学習や修学旅行などの宿泊行事の引率時に持っていくと良いものをまとめました。今回紹介したもの以外に、野外炊事や体験などに必要な持ち物もあるかもしれません。しおりを確認したり同僚の先生方に聞いてみたりして、忘れ物のないように準備をしましょう。
まとめ:宿泊行事の引率時に必要なもの&あると便利なもの
- 2種類のカバンを用意しよう!
- 小さめバッグに入れるもの・・・お金、スマートフォン、ティッシュ・ハンカチ・ウェットティッシュ、マスク、ビニール袋、薬、筆記用具、しおり、バインダー・ファイル、雨具、水筒、タオル、帽子
- 大きめバッグに入れるもの・・・洗面道具、化粧道具、着替え、寝巻き、充電器
- あると便利なもの・・・割り箸、サブバッグ、モバイルバッテリー、携帯ライト、カラビナ
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最後まで読んでいただきありがとうございました。皆様の参考になれば幸いです。
安全で楽しい宿泊行事になりますように!
まつこ
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