こんにちは。元小学校教員のまつこです。
この記事では女性の先生方におすすめの服装をシーン別にまとめました。服装に迷っている先生方の参考になれば幸いです。
こんな人におすすめ
- これから教員になる人
- 行事での服装に迷っている女性の先生
女性の先生のおすすめの服装〜シーン別に紹介します〜
以前、女性の先生のおすすめコーディネート(日常編)という記事を作成しました。それがこちらの記事です。
今回は普段着ではなく、参観授業や校外学習などの行事の際にどのような服装を着ているのかをまとめています。日常と異なるシーンでは若干ではありますが先生方の服装も異なっています。参考にしていただけたら嬉しいです。
今回紹介するシーン一覧
- 参観日や研修会のある日、来客のある日
- 運動会前、運動会当日
- 遠足、校外学習
- 修学旅行、社会見学
シーン1 参観日や研修会のある日、来客のある日
参観日や研修会などではいつもより少しだけ綺麗めな服装で授業をする先生方が多いです。特に研修会では、他の学校の先生方や講師の先生などが来校しますので、その方々に失礼のない格好が望ましいでしょう。
襟付きシャツやブラウスにカーディガンなど清潔感のある、オフィスカジュアルな服を選びましょう。この日だけは外で遊べなくてもOKです。
急な来客等に備えてジャケット、ブラウス、スカートを一式ロッカーに置いておくのがおすすめです。
参観日おすすめコーディネート①
ジャケット×綺麗めパンツ
上下揃いのスーツではなくて大丈夫です。ジャケットの下は襟付きのシャツや綺麗めのブラウスを着用しましょう。冬であればニットをあわせても良いですね。
参観日おすすめコーディネート②
カーディガン×ロングスカート
ロングスカートは、上にあわせる服によってカジュアルにもフォーマルにも見せてくれる万能服。参観授業の際は光沢感のあるサテンやレースの素材のものを選ぶのがおすすめです。
参観日おすすめコーディネート③
襟付きシャツ×シンプルパンツ
夏場におすすめなのがシャツとパンツを合わせたシンプルコーデです。シャツの代わりにふんわりとしたブラウスでもかわいいですね。
※こんなことに注意※
「いつもと異なる環境」がどうしても苦手な子どもたちもいます。
その子たちにとっては、参観日の時だけ先生がいつもと違う服装であるということに戸惑ってしまうことがあります。小学校に入学したばかりの1年生や、いつもと違うことに敏感な特別支援学級の子たちなどです。
そんな時には普段から着用している服装で参観授業に臨んでも良いでしょう。または先生が普段から少しフォーマルな服装を意識して過ごすのもひとつです。
子どもたちの様子も見ながら、服装を考えてみてください。
シーン2 運動会前、運動会当日
運動会が近くなると、学年の練習や全校練習などで1日のうちに体育が2、3時間ある日もあります。この期間は1日中ジャージを着て過ごしてもOKです。
靴はささっと履けて走りやすいものを選びましょう。Tシャツの着替えも、忘れないように。汚れてしまったときのために替えのTシャツをロッカーの中に入れておくのがおすすめです。
運動会シーズンおすすめコーディネート①
おしゃれジャージ上下×スポーティーなTシャツ
かっこいい、おしゃれなジャージがたくさんでています。お気に入りの1枚を見つけてみてくださいね。
運動会シーズンおすすめコーディネート②
ハーフパンツ×レギンス×UVカットパーカー
日焼けをしたくない方におすすめのコーディネートです。外での練習の際は帽子も忘れずに。
運動会シーズンおすすめコーディネート③
Tシャツ×リラックスパンツ
パンツはジャージに限らず、軽くて動きやすいものを選びましょう。実店舗であれば、UNIQLOなどにもさらっと軽いパンツが売られていますよ。
シーン3 遠足、校外学習
遠足や校外学習の引率で屋外を歩く場合には、動きやすいジーパンでもOKです。上はTシャツとパーカーを合わせたり、天気によってはウィンドブレーカーなどを羽織ったりしても良いでしょう。
地面にシートをひいてお弁当を食べることもありますので、とにかく歩きやすく動きやすい格好を心がけましょう。スカートはおすすめできません。
靴やカバンも動きやすさ重視で選ぶと良いですね。
遠足、校外学習おすすめコーディネート①
Tシャツ×ジーパン
シンプルで動きやすいコーディネートです。
遠足、校外学習おすすめコーディネート②
パーカー×ストレッチパンツ
暑くなったら脱ぐことができ、雨がぱらっと降った際にはフードをかぶることができるとても便利なパーカーは遠足におすすめのウェアです。UVカットタイプのものを選ぶのも良いですね。
遠足、校外学習おすすめコーディネート③
マウンテンパーカー×ワイドパンツ
防水性の高いマウンテンパーカーやウィンドブレーカーは防寒効果もあり、秋の遠足におすすめです。
シーン4 修学旅行、社会見学
修学旅行や社会見学は行く場所によって服装が大きく変わるので注意が必要です。
たとえば、6年生で行くことが多い国会議事堂は子どもたちの引率といえど、スーツや襟付きシャツなどの正装で行くべき場所です。足元は歩きやすいローヒール(またはヒールのないもの)を選びましょう。
また、食品の工場や自動車工場、下水処理場などに見学に行く際はきれいめな格好かつ多少汚れても良いものがおすすめです。
修学旅行や宿泊体験学習では、プログラムにもよりますが「歩きやすさ」や「動きやすさ」を重視したパンツスタイルがおすすめです。
おすすめコーディネート①〜修学旅行〜
Tシャツ、ストレッチパンツ
夏場に修学旅行に行く場合は、汗を吸い取りやすい生地のTシャツに動きやすいパンツを合わせるのがおすすめです。
おすすめコーディネート②〜国会議事堂など〜
ブラウス×綺麗めパンツ×ローヒールパンプス
6年生の社会見学で国会議事堂や裁判所などに行く場合は、フォーマルな服装を心がけましょう。昼食などを広場などで食べる場合はパンツスタイルがおすすめです。足元も歩きやすさを重視してローヒールのものを選びましょう。
おすすめコーディネート③〜工場見学〜
パーカー×パンツ
食品の工場や自動車工場、下水処理場などに見学に行く際はきれいめな格好かつ多少汚れても良いものがおすすめです。足元は滑りにくいスニーカーなどを選ぶと良いでしょう。
修学旅行についてはこちらの記事もおすすめです。
まとめ 女性の先生におすすめの服装〜行事編〜
この記事では、女性の先生方のおすすめの服装をシーン別にまとめました。
まとめ:女性の先生のおすすめの服装〜行事編〜
- 参観日や研修会のある日、来客のある日
綺麗めなパンツやスカートに襟付きシャツやジャケットを合わせて - 運動会前、運動会当日
ジャージで過ごすのもOK!動きやすい服装で。 - 遠足、校外学習
ジーパンを履いている先生も。動きやすい服装で。 - 修学旅行、社会見学
行く場所に合わせた服装を心がけて。
この記事に書かれた服装は筆者が経験した教員生活をもとにまとめたほんの一例です。「郷に入れば郷に従え」という言葉があるように、地域や学校によっても服装のスタンダードは変わってきます。
服装に迷ったときには、同じ学年の先生や先輩先生に相談をしてみましょう。
この記事が皆様の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
まつこ
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