こんにちは。元小学校教員のまつこです。
保護者と担任が話す「個人面談」。小学校では夏休み前と冬休み前後のタイミングで行うことが多い行事です。
保護者の方にとっては担任の先生と二人でお子さんのことを話せる機会は数少ないため、とても貴重な時間となるでしょう。担任の先生にとっても連絡帳や学級通信などでは伝えきれないお子さんの話をすることができるので、この機会を存分に活かしたいところです。
この記事では2年生から6年生の個人面談の際に担任の先生から保護者にどのようなことを伝えたら良いかまとめました。小学校で働く先生方の参考になれば嬉しいです。
こんな人におすすめ
- 初任の先生
- 2〜6年生の担任の先生
- 個人面談で何を話したら良いか迷っている先生
▼1年生の担任の先生はこちらをお読みください。
個人面談でこれを伝えよう(2〜6年生)
①生活面
休み時間の様子や当番活動、係活動での様子を伝えましょう。お子さんによっては「忘れ物が多い」「お友達とのトラブルが多い」などのマイナス面を伝えなければならないときもあるでしょう。
マイナス面を伝える場合は、「褒め2以上に対してマイナス1」の割合になるように心がけましょう。
また、係や委員会など個々によって異なる役職についている場合は注意が必要です。必ず正しい係・委員会を伝えられるように、一人ひとりしっかりと確認をしておきましょう。
▼間違えずに伝えるには子どもたちに事前に「アンケート」を配り、書いてもらっておくのもおすすめです。
②学習面
まずはお子さんが得意としている教科やいまぐんと伸びている教科について話しましょう。本人の好きな教科や得意な教科を事前にリサーチして、その教科を中心に伝えることで、子どもたちのやる気もアップします。
子どもたちの頑張りを家庭でも褒めてもらえるように、保護者の方にはより具体的に伝えましょう。
次にもう少し頑張ってほしい教科について話しましょう。
こちらも、できる限り「褒め2以上に対してマイナス1」で伝えるようにしてくださいね。
③特別な活動、行事など
運動会やレクリエーションなど、特別な活動や行事があった場合はそのことについても伝えましょう。
運動会の係活動でのエピソードなど表に出ていない場面での頑張りを伝えられると子どもたち&保護者からの信用度もアップしますよ。
④その他、家庭での様子や悩みごとなど
個人面談は保護者の方とゆっくり話せるせっかくの機会です。
こちらから一方的に伝えるだけでなく、保護者の方から見たおうちでの様子を伝えてもらったり、悩んでいることはないか聞いたりしましょう。
面談の最初に
今日の面談で何か話したいことはありますか?
と聞いておくのも良いでしょう。もしかしたら、保護者の方から「先生とこれを話したい!」と内容を決めてきてくれているかもしれません。
まとめ
この記事では2年生から6年生の個人面談の際に、担任の先生から保護者にどのようなことを伝えたら良いかまとめました。参考になれば幸いです。
まとめ:個人面談でこれを伝えよう(2〜6年生)
- 生活面
- 学習面
- 特別な活動、行事など
- その他、家庭での様子や悩みごとなど
保護者の方にとっても、先生にとっても充実した時間を過ごせますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
まつこ
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